母を想う ~Love is always there ~

幸せな時間
あたたかな
ポカポカ
陽だまりにあたる
縁側にいるような
ちょうど良い湯加減の
お風呂のような
そんな時間も
しっかりと
刻まれている
当たり前でない
その時間
未来に
どんなことが
待っているかは
見えないけれど
あの時の自分には
知る由もない景色を
今 みている
それでも
幸せだ
母が側にいる
いつかは来る
その日の感情は
今のわたしには
計り知れないけれど
それでも
幸せなんだとおもう
冬のように
きゅっと身体を縮ませ
耐え忍ぶような感情に
包まれても
あたたかな毛布を
かけてくれるような
家族の優しさや
共に寒さを分かち合い
寄り添ってくれる
友たちのあたたかさに
母の
辛く苦しく痛くとも
周りへの感謝で
溢れるその姿に
愛溢れる世界を
感じられる
どんなに苦しいときも
どんなに辛いときも
幸せと想えるこの意識は
私ひとりで
なし得るものではなく
それぞれが
互いを想い合い
それぞれが
支えたいと
想い合い
生きているから
なのだろう
こんなにも
大切な人にでさえ
してあげられることは
限られていて
ただ
側にいることしか
できなくて
でも
それでいいんだって
それが嬉しいんだって
嬉しい時には
一緒に喜び
悲しい時には
一緒に泣いて
それだけで
幸せだね
私は
わたしの人生を
生きている
あなたの娘に
生まれて
こうして
今を
いきている
互いを想い合い
支えたいと想い合う
そこに
愛が
存在するのだと
魂が 今 知る
愛する人が
今
息をしている
その
微笑む姿に
慈しみを
感じる
愛が
溢れている